谷中・桜木・上野公園裏路地ツアー
綾小路有長
幕末・明治の公卿。綾小路俊資の子として生まれる。日光例幣使の一人。正二位権大納言。
玉村宿(群馬県佐波郡玉村町)の本陣だった木島家の裏庭に、有長が天保14年(1843)にこの本陣にて、これから歩む木曽路の安全を願い、「玉むらの やどりにひらく 玉くしげ ふたたび きそへ かへさやすらに」
と歌った和歌一首が石碑に刻まれ現存する。明治時代になり、雅楽局神楽人を勤めた。
「明治十二年明治天皇御下命「人物写真帖」」<上>に、有長の肖像写真が載せられている。