終戦時に満州から帰国。
岡山大学教育学部附属中学校,岡山県立岡山操山高等学校,岡山大学法学部。岡大は次席卒業。
大学在学時は柔道部に所属。全国大会で準優勝の猛者でもある。
大学卒業後は商工組合中央金庫に就職。以降50歳前まで奉職。組合委員長も経験。
50歳前に先代社長・福武哲彦の強い要請もあり,福武書店(現:ベネッセ・コーポレーション)に転職。
社長室長に就任し,先代社長と行動を元にしつつも,同年86年,先代社長が出先で急逝時はその最期を看取る。
以降,1980年代半ばから1995年まで,二代目社長・福武総一郎の新体制を支える。
福武書店のCI(コーポレート・アイデンティティ)である「文化化・情報化・国際化」にしたがい,台北支社設立にも関わった。
1990年に新生福武書店が第二次CIであるベネッセ(良く生きる)を発表後,ベルリッツの買収にも関わる。
1995年に社名を(株)ベネッセ・コーポレーションに変更し,大証2部/広証に株式上場後に退社。
退社後も引き続き1999年まで(財)福武教育振興財団や(財)福武文化振興財団の理事/常任理事を勤めた。
福武上場の際の経緯から,コーポレート・アイデンティティ(CI)への造詣が深く,企業理念の大切さを講演・セミナーにおいても語っていた。
J-GLOBAL ID:200902128275224985 整理番号:95A0331396
福武書店の企業理念Benesseと「人を軸」とする経営
著者:長尾俊男 (福武書店)
資料名:日本経営工学会秋季研究大会予稿集 巻:1994 ページ:11-17
発行年:1994年11月
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902128275224985
2016年11月20日に永眠(享年79歳)
岡山公証センター 公正証書 平成24年第43号 第4条にしたがい
長男・長尾英男が祖先の祭祀を金光教・岡山教会において主宰する。