1.山本享市です。昭和49年関学大法学部卒。
2.松浦とは大学3年時故三浦真澄助教授の「法学独書講読A」を共に受講しました。学部生3人だけだった。他に院生(博士課程)1,2名がいた(塚本さん⇒関学大教授商法、赤井さん⇒広島修道大教授ローマ法)。院生はあてられないので3人で読んで訳した大変だった。教材はEugen Ehrlich"Grundlegung der zoziologie des Rechts"(法社会学の基礎理論)であった.
最後の授業の後学内の教授住宅でビール、手羽先でごちそうになった。このとき松浦は少し腎臓が悪い(ネフローゼ)が、少し塩分をセーブすれば問題ないと言っていた。どもる性癖があった。私はそんな程度で大丈夫かなと不安を覚えた。また、彼は法社会学のゼミで(故及川教授)、自分は実定法はわからんといっていた。当時私は司法試験研究部で毎日実定法の勉強をしていたので、のんきな奴だと思った。このとき三浦先生の奥さんがパートから帰ってきて我々にあいさつされた。「三浦がお世話になっています・・・」といわれた。