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髙橋和三郎

たかはし わさぶろう
1949 - 2014
陶芸家
髙橋和三郎さんについて
中学時代から陶芸を始め、1963年に紫香楽窯の上田直方氏から指導を受け、「方山」の号を与えられる。65年から人間国宝の清水卯一氏に入門、内弟子として薫陶を受けた後、72年に吉野川市で方山窯を開いた。

 中国陶磁器の風合いに魅せられ、土と釉薬(ゆうやく)の素材の可能性を追求。青磁や天目釉など鉄釉を中心に取り組み、現代の生活にも沿った作品を作り続けた。

 日本陶芸展や日本伝統工芸展で出品・入選を重ねたほか、全国各地で精力的に個展を開催。76年には県郷土文化会館(あわぎんホール)での個展で徳島芸術祭最優秀賞を受賞した。77年から日本工芸会正会員。

 指導面でも熱心に活動し、徳島文理大非常勤講師を務めたほか、94年以降、たびたび米国の大学に招待され、陶芸講座を行ってきた。徳島新聞
2014.07.22 ID:133147
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