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金東勲

きむ どんふん
1935 - 2014
龍谷大名誉教授 アジア・太平洋人権情報センター初代所長
金東勲さんについて
韓国忠清北道に生まれ1957年来日。大阪経済法科大教授を経て82年、龍谷大教授。専攻は国際人権法で、指紋押なつや国籍条項の撤廃、民族学級の設置など、80〜90年代にかけ在日コリアンなどに対する差別撤廃、権利擁護を進める市民運動で指導的役割を果たした。毎日新聞
2020.05.31 ID:621760
学部時代、卒業してからもお世話になりました。
鶴橋でも何度もご一緒させていただいたこと、今でも懐かしく思い出します。優しい笑顔を思い出します。
晩年数年でお会いできず、またお電話を差し上げていなかったこと、今でも悔やんでなりません。
2020.03.07 ID:388350
有斐閣選書77『ワークブック国際法』(太寿堂鼎・波多野里望編1980.9)99「戦争犯罪の処罰」

質問3. 弁護側は、(ア)戦争は国家の行為であり、それに対して国際法上個人の責任はない、(イ)裁判所条例の規定は事後法である。との抗弁を行ったが、これらの抗弁は妥当であるか。(197頁)

解説3. 国際法に違反する国家行為について個人の責任が問われたことは、前述のドイツ皇帝の例はあるが実際に責任を追及した前例はなかった。裁判所も先例がないことを認めたが、国際法の実施には個人の処罰が必要であると強調した。しかし、当時の国際法による限り弁護側の主張がより妥当であったといえる。次に、戦争前の国際法が、右の平和に対する罪および人道に対する罪になる行為を犯罪とし処罰を予定していたとはいえず、裁判所条例は事後法であり、罪刑法定主義の原則に照らした場合疑問の多いことは否定し難い。〔金〕(198頁)
2014.12.15 ID:137080
学部と修士課程でお世話になりました。修士論文口頭試問で頂いた厳しい指摘を心にして、国際人権法について研究を続けていきます。
また、先生の博士論文で緻密な法的思考に圧倒されたのが、昨日のことのように思い出されます。緻密な法的思考を継承していきたいと思います。
どういう胸中で日本にやってこられたのか、伺いたいと思っていました。先生の胸中を無駄にはしません。
先生が永遠の旅に出かけて6か月経った頃、田中則夫先生も同様に永遠の旅に出かけました。
金先生と田中先生に学んだことを生かしていきます。
ありがとうございました。
そして、安らかに眠って下さい。
さようなら。
2014.07.12 ID:132860
先生
お疲れ様でした。学部卒業時、先生から「克己」のお言葉を教えていただきました。一生の座右の銘にしています。
2014.07.11 ID:132852
お悔やみ申し上げます
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