オーストラリアで生まれ、1955年に渡英し、クーパー社の一員としてF1に初参戦。59年の開幕戦、モナコGPで初優勝すると、7月に英国GPで2勝目を挙げて年間チャンピオンに輝いた。翌年は年間王者争いで他を圧倒して連覇を達成。寡黙で謎に包まれた雰囲気もあり「ブラック・ジャック」というあだ名がついた。
その後、レース用マシンの製造会社を設立。「ブラバム・チーム」のドライバーとしてF1に出場し、66年には3度目の年間タイトルを手にした。
引退後、モータースポーツ発展への貢献が認められ、ナイト爵を授与された。
時事ドットコム