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田中善蔵

たなか ぜんぞう
1825 - 1867
幕末 紀州藩士
田中善蔵さんについて
儒学者 仁井田好古に学び、藩校学習館の授読を経て、14代藩主徳川茂承の奥右筆となる。藩主側近として軍備強化などの藩政改革を主唱した。
大政奉還後、幕閣や会津藩との連携など、佐幕派の巻き返し策を練っていた矢先の慶応3年11月、和歌山城追廻門外で襲撃に遭い絶命。
西郷隆盛が書状で「勤幕の巨魁が消えた」と書き記すほど倒幕側は歓喜歓迎しており、事実、徳川幕府に最も近い御三家紀州藩は田中喪失後、新政府に恭順する方に舵を切っている。その契機となる事件であった。
但し、この出来事の要因は倒幕とは無関係で、藩の改革を嫌う保守派による怨恨だったと言われている。
2020.05.13 ID:603364
紀州は鳥羽伏見前後から、やる気なくした印象ですが、田中殿が生きておれば、歴史に変化を与えられましたか??
幕府軍の援軍として大阪城へ合力を決断?
 ID:108339
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