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宮原将平

みやはら しょうへい
1914 - 1983
物理学者
2019.10.29　ID:342302
上田武之
ご子息の宮原恒昱氏は筑波の高エネルギー物理学研究所の
放射光研究施設で教授をされた後、日本女子大学の物理学
教授を務められました。お父様とは共訳でヤノシーの「物
理的相対性理論」を講談社より発刊されております。
恒昱氏からは先生の葬儀の折、使用された公開講座の録音
テープのお礼として紅茶が送られてきました。余談ですが
茅　誠司先生が先生の死を悼み悲しみ「教え子に先立たれ
るのは辛い」と嘆かれたそうです。
2019.10.23　ID:340847
上田武之
昔、職場の同僚と室蘭工業大学で理科教育法の集中講義を受けたことがありました。その時、配布された資料は先生と岩崎允胤氏との共著「現代自然科学と唯物弁証法」の抜粋でした。岩崎允胤氏との共著には他に「科学的認識論の理論」がありますが、先生はこのように哲学者としても知られておりました。
先生は東京大学客員教授も務められておりました。講義中にも何度か「東京大学から電話が入っております。」と事務官に呼び出された事がありました。先生はお忙しい方なので、集中講義は土曜、日曜関係なく実施されました。
2019.10.23　ID:340844
上田武之
先生のお父様、民平氏は中国文学者で拓殖大学教授を務められておりました。拓殖大学校歌の作詞者でもあります。「私は祖父の血を引いているのかもしれない、」と話されておりました。
余談ですが、先生は日本物理学会の会長を何期か務められております。物理学会の会合の折に、上方舞を武原はんさんに舞って頂いたことがあった事を話されておりました。
八王子にある中央大学に先生を訪ねた時は、大変歓迎されました。昼食は、ご一緒に教官専用の食堂でご馳走になり、帰りは先生の運転されるスバルの車で八王子の駅まで送っていただき、車中では核力と静電力の関係についてお話を伺いました。
2019.04.19　ID:300341
上田武之
先生永い間、お世話になりました。道教育大釧路校で物性論や量子論を受講した事がお付き合いの始まりでした。1980年には、私が主宰する「物性の科学を楽しむ会」の第一回公開講座「科学のプロムナード」の講師として「理科と文科」のお話しを中央大学教授として、講演して頂きました。当時の道教育大釧路校の矢作　裕助教授から先生の死去の連絡が入った時、次の日に津久井郡城山町のご自宅に伺い家に戻ってきたばかりの御遺骨と対面いたしました。ご自宅には中央大学の関係者が集まり葬儀の段取りの話ををされておりました。大学の教授が逝去された折には、葬儀会場に生前、故人が好んだ曲を流しながら故人の最終講義の録音テープを流すのが慣わしになっているようで北大の最終講義のはあるのだが中央大学教授としてのテープが無い為困っていたようなので私が公開講座の録音テープがある事を話したところ使って頂くことになりました。昔、モスクワに宿泊した時モスクワ大学で国際磁気学会が開かれており、先生が出席されていたのでお会いしようと大学に行きましたが叶いませんでした。先生の祖父は私に関係のある電気工学者であったそうです。
　ID:105064
お悔やみ申し上げます
1914年誕生1983年死去68歳で死去
みやで始まる 生誕106年 没後37年
01月31日が命日1983年01月31日没
1983年01月31日に亡くなった人
物理学者
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