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ジェリー・アドラー

じぇりー あどらー
1919 - 2010
米ハーモニカ奏者
ジェリー・アドラーさんについて
 18年、メリーランド州ボルティモア生まれ。15歳で地元紙のハーモニカコンクールで優勝し、プロとしての演奏活動を開始。40年代から60年代にかけて、名画「シェーン(53年)」「ティファニーで朝食を(61年)」「メリー・ポピンズ(64年)」などの音楽を録音したり、実際に出演して演奏したりもした。72年から95年の引退までは世界各地を巡る豪華クルーズ船で演奏。兄ラリー氏(01年死去)も世界的なハーモニカ奏者として知られた。47NEWSより引用
2019.04.09 ID:297383
ジェリー・アドラー、ジェリー・アドラー

なんと云う響きでしょう。私にとっては、郷愁です。
日本は戦後の復興中で、国民全員が貧しい中、友人の家庭は父親が戦死して、私の家よりも厳しいと思われました。
その頃、ハーモニカが大ブームが起こり、普及版のハーモニカは皆が持っていましたが、友人は持っていませんでした。
 ある日、彼が輝く笑顔で私にそっと見せて呉れたのは、笑顔と同じ輝くハーモニカでした。普通の品なら、「買ったのか」「よかったな」です。ところがそれはそんなものではありません。みんなの3倍は長い、美術品でした。
彼は「これは、ジュリーアドラーというハーモニカの名人が使っているのと同じやつだ」と誇らしげに言いました。
自慢とは違う。そう、夢や希望を話しているようでした。
 その名品が幾らするかは知りませんが、彼の家庭では大金だったはずです。
 私は夢という言葉から彼の笑顔を思い出し、ジェリーアドラーの名前から彼を思い出すのです。彼と一緒にあなたの演奏が聞けたら、もう思い残す事は無かったでしょう。残念です。
 もう年をとらない世界に私達もいくでしょう。少し楽しみです。see you
2014.04.18 ID:94269
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