袁氏は1924年台北市生まれで、剣道やフェンシング、アーチェリーなど様々なスポーツをこなし優秀な成績を挙げ、「乾坤(けんこん)双剣法」や「乾坤八卦(はっけ)単剣法」などの剣法を創始。中華民国剣道協会、中華民国射箭(アーチェリー)協会を発足させたほか、高校の体育教官や台北市教育局体育督学などを務めた。台湾に剣道を普及させた功績で「台湾剣道の父」と称えられた袁氏は1971年、東京教育大学体育学部などの招きで日本で講演を行い、宮本武蔵の「二刀流」にも似た「乾坤双剣法」を披露した。
フォーカス台湾より引用