バックさんは1924年、ザールブリュッケン(当時フランス、現ドイツ)生まれ。第2次世界大戦の終戦後からカナダに移り住み、アーティスト・イラストレーターとして活躍した。1970年代からアニメーション作家としての活動を本格化させ、1980年の『トゥ・リエン』を皮切りに、アカデミー賞短編アニメ賞に4度ノミネート。1981年の『クラック!』と1987年の『木を植えた男』で同賞を受賞している。その作品群は、スタジオジブリの宮崎駿や高畑勲にも影響を与えたといわれており、2011年には東京都現代美術館で開催された「フレデリック・バック展」のオープニングに合わせて来日。同展はスタジオジブリ、三鷹の森美術館が企画しており、来日時には高畑とのツーショットも実現した。
MSNより引用