和歌山市出身。京大法学部卒業後、1958年に任官。大阪地検検事、法務省刑事局長、同事務次官、東京高検検事長などを歴任した。95年に退官し、96年8月から2002年7月まで公正取引委員会委員長。
04年2月にプロ野球のコミッショナーに就任すると、直後に球界再編騒動が起こり、同年9月にはプロ野球史上初のストライキを招いた。一方で野球の国際化に取り組み、06年に初開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加を決め、日本は初代王者となった。
07年1月に任期満了を迎えたが、後任が見つからず、加藤良三前コミッショナーの就任が決まる08年6月まで代行。その間、アマチュア選手への裏金問題を受け、07年のドラフト会議から、選手が球団を選べる希望入団枠を廃止した。(
朝日新聞より引用)