静岡県出身。
大学卒業後、フラメンコダンサーとしての活動を経て2002年に第一歌集「花と悲しみ」でデビューする。直後に病気が見つかるが、彼女は末期ではなく治療によって治癒する可能性があるにもかかわらず治療をしないという選択を下し、当時の世論でも賛否を巻き起こした。以降、その病気で世を去るまでのおよそ3年間の間に2つの歌集「限りある命を花のように」「死と乙女」を刊行し、500以上もの句を残した。
作家・森村誠一のノンフィクション「魂の切影」に詳しい。また、彼女のより詳細な生涯や作品の一部は森村の公式サイトに掲載されている。
死の前日に見舞客に贈られた桜を見て詠んだ句「お見舞にもらった桜生きているうちに見られてうれしかったの」が辞世の句として認識されている。
宮田美乃里特集(森村誠一公式サイトより)