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井関隆子

いせき たかこ
1785 - 1844
幕末 歌人 日記作者 物語作者
井関隆子さんについて
井関隆子は、庄田家に生まれ、幼名をキチという。松波家に嫁いだが離縁。後、井関家に嫁ぐ。晩年の5年間に日記を付けた。『井関隆子日記』という。その他、『さくら雄が物かたり』『神代のいましめ』『いなみ野』などの創作がある。
法名は「知清院殿悟菴貞心大姉」である。
2020.10.06 ID:1109847
深沢秋男
昭和女子大学光葉博物館の、創立100周年記念特別展示に「井関隆子日記」が、徳川宗家の貴重な史料と共に展示されます。
2020.07.27 ID:676627
深沢秋男
『芸文稿』第13号が発行されました。
この号に、〔井関隆子〕研究の経過報告を致しました。
2020.07.22 ID:669436
深沢秋男
『芸文稿』第13号が発行されました。私は、井関隆子研究の経過を報告しました。50年間の研究の記録です。
2020.06.28 ID:632750
深沢秋男
池田茂光氏の小説『サンセット』191回(山梨日日新聞、2020年6月19日)に、貴女が登場しました。
2020.06.27 ID:632451
深沢秋男
●池田茂光氏の『井関隆子日記』現代語訳、実に解りやすく、現在の私達にも読みやすい。しかも、注記を付けて、原文が理解しやすくなっている。大多忙の生活の中での執筆、心打たれるものがある。
。。。。。。。。。。。。
**幕末の才女「井関隆子日記」**
    ・・・ちょっと覗き見・・・その6
幕末の旗本婦人・井関隆子は天保11年から5年間、大変優れた日記を書き残しました。当時(1840年~)は明治維新まで28年と言う激動の時代でした。隆子はこの日記の中で日常生活、社会の矛盾、天保の改革について、歴史や文学について、宗教について、その他当時の世相や現実から縦横に発想を飛ばし、忌憚のない批評眼を持って日記に記録しました。歌人としても当時から有名で、この5年間い及ぶ日記の中に、およそ800首も歌を詠んでいます。
先年亡くなったドナルドキーン氏もこの日記を大絶賛しています。


  【以下略】
2020.06.05 ID:623950
今、山梨、身延町の作家、池田茂光先生が、現代語訳を進めてくれています。出版された時には、是非、御覧下さい。深沢
2020.06.01 ID:622069
y.nagano
毎日拝見している深沢秋男先生のブログから、こちらを知り訪問しました。
「井関隆子日記」をそのまま読むことは難しいと思いますが、現代語訳が発刊された際には、ぜひ手に入れたいと思います。
2020.05.11 ID:601528
青木
断片的な資料としか出会えていませんが、人物に魅力を感じます。どのような経緯でこれ程の知力、洞察力を得ていったのか非常に興味があります。
隣家に枝打ちを許させるほどの歌とはどのようなものだったのか。折々によまれた歌を拝読したいです。
どこかで、古書店ですね。出会えますように‼
2020.02.24 ID:384670
池田茂光氏【旗本婦人「井関隆子日記」】  FBより
 ちょっと覗き見・・・その4・・・

2月6日
 1月23日に御台所様がお亡くなりになったと公にされましたが、いよいよ今日はご葬送の日です。
 二度と帰ることのない旅立ちの、棺を引く女房達、それを見送る人々、御心中は想像に余りあります。むせび泣くその涙は白妙の袖さえ紅に染まるようです。今際のお姿など思いめぐらせば例えようもなくお辛い事でしょう。
 梅林と言う城内の通りを出て、平川門に御輿を据え、上野寛永寺からお迎えの僧侶たちをそこで迎えます。やがて読経を終えれば上野へと御向かいになります。
 一連の事は全て近寄りがたいほどの厳粛さです。上野への道筋では、すべての家々が子供なども他所へ預け、息をするさえひっそりと言った有様です。
 多くの役人によって、通行の通りは粗相のないよう手配りされています。商家などはとくに火の始末などを厳しく命じられました。とうぜん商い禁止の通達も出されています。竈の煙一筋さえもありません。
 

2月8日  【以下、省略】
2020.01.23 ID:372176
【旗本婦人「井関隆子日記」】
   ・・・ちょっと覗き見・・・その3

井関隆子の屋敷は350坪くらいで、田安御門と清水御門に近く、所謂武家屋敷が軒を連ねている。現在の千代田区九段1丁目辺りである。屋敷は庭を広く取り、様々な草花を配している。隆子はその敷地に離れを設けて、そこに住んでいた。花を愛し、歌を愛し、酒を愛した。

1月19日
 昨日から曇り空だったけれど、昼下がりになって雪が降って来た。去年から雪を見られなかったのでちょっと寂しい気がしていた。やはり雪は風情があって素晴らしい。
 近くにある義姉(亡夫の姉)の屋敷を訪ね、私と同様に酒をたしなむ義姉と早速雪見酒としゃれてみました。庭の木や草にも雪が積もり、見事な景色です。この風情に感じて一首詠んでみました。
  新玉の春をおぼゆる宿なれば
  花と見えてぞ雪は降るらむ
 居心地がよくつい飲み過ごしました。帰ろうとする頃になって、煎茶の用意ができたと言うので、なお長居になります。珍しい果物が設えられ、茶で木の芽なども味わい、心地よい香りで酔い心地も更に癒されます。
2020.01.15 ID:367756
今、私は、『井関隆子日記』に記録された、江戸城大奥の事を執筆している。子の親経が、御広敷御用人を務めていて、徳川家斉の正室・広大院の係を担当していたので、大奥のことが記録されているのである。
このような、個人的な日記に、歴史の一齣が後世へ伝えられる事もある。
2020.01.07 ID:365347
池田茂光先生が、FBに「井関隆子日記の覗き見」という、連載を始めました。本日、2回目です。
2019.12.31 ID:360873
池田茂光先生の『井関隆子日記』の現代語訳、何時頃でるか、本当にたのしみです。
これが出版されれば、井関隆子は、もっと多くの人々に知られます。
楽しみに待ちましょう。
2019.12.29 ID:360150
池田茂光氏「井関隆子日記 ちょっとのぞき見」FBにて、投稿開始。今後が楽しみです。
2019.12.15 ID:353599
山梨県身延町の作家、池田茂光先生が、FBで、『井関隆子日記』のことを、定期的に書き込んで下さるという。これで、更に多くの方々に知られるようになると思う。感謝、感謝。
2019.11.07 ID:344411
深沢秋男
私は、今、老齢となり、新宿の全龍寺に行って、お参りできません。せめて、ネット上の、お墓参りはしたいと、気付いた時は、お参りしています。
47年前、井関隆子の『日記』に出会い、世に送り出しました。無名だった1人の女性が、歴史の上に登場し、このように、多くの人々に知られて、偲ばれる。有難いことです。感謝、感謝。
いずれ『井関隆子日記』の現代語訳も、皆様の前に登場するものと思います。これも、嬉しいことです。
2019.09.30 ID:335139
深沢秋男
いつも、たくさんの、お花を、有難うございます。この作者の上に、このような、日々が訪れるとは、予想していませんだした。感謝、感謝。
2019.09.12 ID:331643
深沢秋男
『井関隆子日記』と『源氏物語』の関連を考えた。彼女の『源語』利用は、引用レベルではない。古典を自分の知性や感性の中に取り込み、咀嚼し、自分の作物の中で、利用している。本当の意味での、古典受容であろう。
2019.08.19 ID:327394
深沢秋男
2019年8月15日、山梨日日新聞に、『井関隆子日記』の現代語訳を、池田茂光氏が進めておられる事が報じられました。現代語訳が発行されれば、現代の人々にも読みやすくなり、読者も多くなると思います。有難いことと感謝申し上げます。
2019.06.04 ID:310400
今、『井関隆子日記』の現代語訳を、ある作家が進めています。やはり、日記を読むたびに、並みの人ではないと、感心しています。私の眼に狂いは無かった。
2018.09.13 ID:256205
ご冥福をお祈り申し上げます
2018.05.03 ID:235519
深沢秋男先生の「旗本夫人が見た江戸のたそがれ」を拝読しました。深沢先生によって、貴姉の業績が明らかにされ、ほんとうによかったですね。旗本の文化水準の高さが推測されます。
ご冥福をお祈り申し上げております。
2017.11.05 ID:206341
深沢秋男
江戸時代の文学ランキング

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■井関隆子は…

歌人 41番目に有名
江戸時代の女性 118番目に有名
武蔵国の人物 107番目に有名
江戸時代の人物 730番目に有名
●江戸時代の文学 44番目に有名
1785年生まれの人物 1番目に有名
●江戸時代の歌人 21番目に有名
江戸時代の文人 31番目に有名
1844年に亡くなった人物 7番目に有名
江戸時代の作家 105番目に有名
日本史の人物 (総合) 837番目に有名
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現在のネット社会で、このように扱われています。
有り難いことです。
2017.10.09 ID:202023
深沢秋男
「井関隆子校注『しのびね』(静嘉堂文庫蔵)考」は『近世初期文芸』第34号に発表します。昨日、初校が出ました。年末には発行されるでしょう。
2017.10.05 ID:201240
深沢秋男
毎日、たくさんのお花が上げられて、幸せですね。隆子さんの著作は、現在も、多くの人々に読まれています。人間て、素晴らしいですね。
2017.04.05 ID:179667
深沢秋男
今日、ようやく、貴女の校注した擬古物語『しのびね』の分析を、一応、終りました。まだ、十分ではありませんが、これで、とりあえず公表したいと思います。発表の雑誌は、まだ、決っていません。たいしたものだと、敬服します。
2017.02.28 ID:175902
深沢秋男
実家の『庄田け家譜』の正本と副本が、御子孫の御厚意によって、昭和女子大学図書館に寄贈されました。『井関隆子日記』の原本とともに、半永久的に後世に伝えられます。嬉しいことです。
2017.02.13 ID:174250
深沢秋男
今、貴女の校訂し、注を加えた、『しのびね』を読んでいます。実に、素養の豊かなものと、感心しています。45年前に『井関隆子日記』にめぐり合い、次第に内容に惹かれていった、私の批評眼は、誤りでなかったことを、改めて、確認しました。
2017.02.05 ID:173401
深沢秋男
死去ネットで、井関隆子のお墓に、たくさんのお花が供えられていた。これまでは、私以外に献花する者はいなかった。とても嬉しい。隆子に思いを致す方々が供えて下さったのだと思う。隆子も、きっと喜んでいると思う。私からも御礼を申上げます。
●現実のお墓は、文京区小石川の曹洞宗喜運寺である。現在は、文京区白山2丁目、共同印刷の前に移転している。喜運寺のお墓は、道路に面して、細長くあり、奥の正面に大きな石仏像があり、その、一番前に井関家の墓石がある。小石川の頃は、20数基の墓石があったが、現在は、1基のみ存する。これは、隆子の子・親経、孫・親賢が建立したものと推測される。
●隆子、親経、親賢、の法名を紹介する。

◎隆子法名
知清院殿悟菴貞心大姉 井関縫殿 祖母 天保十五年十一月一日
◎親経法名
親経院伝殿〔従五位下前総州刺吏〕守真捲亭大居士 井関下総守殿 安政五年拾五月廿五日
◎親賢法名
親賢院伝殿〔従五位下前総州刺吏〕梅軒道香大居士 井関下総守殿 元治二年拾二月廿六日

隆子は、喜運寺の御住職様、子の親経、孫の親賢、から、この最高の法名を贈られて、この世を去ったのである。 
2017.01.24 ID:172343
深沢秋男
静嘉堂文庫所蔵の写本『しのびね』に、貴女の注記があることが判明しました。現在、複写を申込んでいますので、詳細は後日にわかると思います。その時に、報告します。
2015.06.14 ID:142912
akio fukasawa
鈴木よね子氏は、『井関隆子日記』について、「変化しつつある社会を政治も含めて見聞し、また多くの書物を読み、それらについて思索しながら膨大な日記を書き続けた。その文体は町子や麗女と相違して、和文である必要性はなかった。平易でありながら行き届いたものであり、近世における女性の随想文の一つの到達点としても良いだろう。思索の内容は、政治社会論や女性論に注目すべきものがある。」と述べています。
『井関隆子日記』の文章は、決して、当時の国学者の多用した擬古文ではありません。言ってみれば、古代語ではなく、近代語の文章なのだと思います。これが、文学史的には価値のあることである、そのように、私は考えて、この日記を評価したのです。
2014.12.27 ID:137406
akiofukasawa
●歴史学研究会編、高埜利彦責任編集、2006年12月8日、岩波書店発行の『日本史史料 3 近世』の中の、第4章、第3節天保改革の条に、貴女の日記の記録が参考文献として、採録されました。貴女の意図は有効でした。御報告します。
2014.02.19 ID:92202
akiofukasawa
40年前は、無名の存在だった、あなたですが、今は、かなり知れ渡りました。おそらく、幕末の文人の一人として、永遠に伝わるでしょう。
 ID:91274
akiofukasawa
『井関隆子日記』も諸方面で活用されています。昨日は、「仁杉五郎左衛門研究」というサイトで、8箇所も引用されていました。御報告します。
 ID:90443
akiofukasawa
『井関隆子日記』(3巻、1978~1981、勉誠社)、『井関隆子の研究』(2004、和泉書院)、『旗本夫人が見た江戸のたそがれ――井関隆子のエスプリ日記』(2007、文芸春秋)が刊行され、一般に認知されるようになりました。
 ID:90428
akiofukasawa
『井関隆子日記』は、大学センター試験、明治大学、京都大学入試、に出題されました。
 ID:90385
深沢秋男
生誕228年、没後169年が経ちました。私は『井関隆子日記』に出会えて、幸せな研究生活が出来ました。こころから感謝申し上げます。
 ID:90334
深沢秋男
素晴らしい文学を有り難うございました。
 ID:25551
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